探偵はBARにいる

映画「探偵はBARにいる」を観ました。

PG-12です。

原作未読。

北海道はすすきののとあるバーを拠点にする探偵さんと相棒さんによる、バディものです。
嘘は言っていないはず。

5週に渡って予告編兼メイキング映像を拝見していたので、なんだかすっかりお馴染みな印象です。



探偵さんのもとに、謎の女性から、不思議な依頼が舞い込みます。

その依頼主の名前は、ビル火災で亡くなった女性のものでした。

果たして、依頼主の正体は誰なのか、そして、依頼主の目的は何か。

依頼を遂行しようとする探偵さんに襲いかかる、おそるべき陰謀と、暴力的な組織の罠。

すすきのって怖いところなのかしらと震え上がりそうになるくらい、暴力的な組織さんの活躍がめざましく、アクション劇の様相もたっぷり。
PG-12指定なだけのことはあります。



ビル火災事件と、男性死亡事件と、依頼主の謎と、
全ての謎が解き明かされた時、悲劇の幕が閉じます。
驚きもありますがはるかに悲しみの深い、なんとも苦い結末です。

いちばん驚いたのは、暴力的な組織の実働部隊の隊長さんっぽい人の中の人ですが。
なんだか似たような人だなあ、とは思ったものの、エンディングのキャストを見るまで、まさかご本人だとは思いませんでした。