あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない

岡田麿里あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上)」(MF文庫ダ・ヴィンチ)を読みました。

同名のTVアニメの、小説版です。
通称「あの花」。

基本的には、TVアニメ版と同様の流れで進んでいるかな、と思います。

が、《めんま》さんの存在がみんなにバレるあたりのシークエンスは、少しばかり違ったような気もします。

ともあれ、《超平和バスターズ》のメンバーそれぞれの視点から、内面まで描かれているので、TVアニメ版とはだいぶ印象が違うような気もします。



悪名高い脚本家さん自らの手による小説化ということで、どれだけたいへんなものになっているのかと期待もしましたが、
ひどいのは、くぱぁくぱぁ、くらいなもので、あとはいたって穏当なものでした。



TVアニメ版でいうと、ゆきあつさん事件のあたりまでですので、まだ全体の1/3程度でしょうか。



一般的ならのべレーベルの棚ではないので、続刊の予定を把握しておかないと、探すのがたいへんかもしれないな〜、などとも思ったりするのでした。