ライフ

映画「ライフ〜いのちをつなぐ物語」を観ました。

物語らしい物語のない、いのちの物語です。



アザラシさんやら
ゾウさんやら
おサルさんやら
チーターさんやら
ネズミさんやら
アリさんやら
カメレオンさんやら
ハエジゴクさんやら
クワガタさんやら
イルカさんやら
クジラさんやら
タコさんやら
トリさんたちやら。

(トリさんはどうにも個別の名称を覚えられず。)

陸海空それぞれの場所で生きる動物さんたちが勢揃いです。

いのちのありのままの姿が、鮮明なまでに鮮やかに、まざまざと浮かび上がります。

子を産み、育て、捕食し、捕食され、群れを成し、雌を巡って争い、そしてまた子を産んで子孫を残していく。

いのちの営みです。



印象的だったのはハキリアリさん。

植物を食べられないアリさんですが、名前の通りに葉っぱを切り出して次々と巣へ運び込みます。
巣の中で、切り出した葉っぱを苗床に食用のキノコを栽培しているというのです。
巣には、キノコから生じる二酸化炭素を排出する換気口まで完備しているという徹底ぶり。
見事な職人技でした。



そんなこんなで、いのちの神秘に迫りつつ、生きるって大変なことだなあと思うのでした。