アオハルvol.0.5 (5)

週刊ヤングジャンプ増刊「アオハル」vol.0.5号(集英社

五日目。


ソウマトウ「黒」

不思議な黒猫さんの大冒険のお話。
ドキドキハラハラ。


斉所「つーさんぬーちゃん」

『キツネやタヌキだけが化けれると思ってちゃいけませんニャ〜』
人間社会は複雑ですにゃ。


高槻ナギー「おわ☆こん」

ヴァンパイアさんたちとゾンビさんたちの壮絶な戦い。
そうか、マミさんもゾンビ属性になるですか。
ひどいや。


青木俊直「FITTING」

フィンティングルームは、宇宙に接続しているご様子。


今日マチ子「アラモアナのコート」

雪国で亡くなった少女のお話。


佐々木拓丸「髭妖精」

『望んだモノは他の人間にとって無価値なモノになる』ように願いをかなえてくれる妖精さんのお話。
価値観とか難しいものです。
プリンが無価値になったら、そもそも存在がなくなってしまったりしないのかしら。


黒咲練導「やをい」

漫才。
これはひどい


アオハル×ブンガク「秘密」貴志祐介

これはなかなかミステリアスな。
800字なんて短い中で、こんなややこしいロジックを仕込むあたり、さすがというか。
著作を読んでみるべきかしら。



というわけで、5日かけてようやく読破。
0号ほどの鮮烈さはないものの、超短編ばかりということで、作家さんの実力を発揮しきれていない面もあるのではないかと思ったり。

数が多すぎて、もう少し厳選されてもいいかも、と思いつつ、箱宮ケイさんみたいな作家さんが活躍する場ができることは良いことだとも思ったり。