ロック わんこの島

映画「ロック わんこの島」を観ました。

三宅島の噴火のお話です。

とはいえ、この時期の公開ですから、当然のように、別の天災と重ね合わせて観てしまいます。

規模も種類も異なりますが、災害の恐ろしさをまざまざと見せつけられる反面、人間の記憶の移ろいやすさを思い知らされるようで、やるせない気持ちになります。

そういう意味では、このような作品が記録として残されることは、意義のあることなのでしょう。



そういった外的な要素はともかく。

お話のほうは、家族とわんこの絆を描こうとするもの。

4年の歳月というものは、主人公の少年をまるで別人のように成長させるものなのですね。

他にも、細々としたエピソードがちまちまとあり、ただでさえ長い上映時間がさらに長く感じました。