プリキュアオールスターズDX3

映画「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」を観ました

総勢21人のプリキュアが大集結した、プリキュア映画の集大成です。

今さら自分の涙もろさをアピールしても仕方ないですが、例に漏れずだだ泣きしてきました。



致命的なネタバレは無いつもりですが、念のためご注意ください





今回の敵は、これまでの映画の敵さんたちの、『邪悪なこころだけがよみがえった』集合体である、ブラックホールさん。

過去の敵さんたちもせいぞろいして、プリキュアさんたちを苦しめます。

そんな苦境の中、プリキュアさんたちを救うのが、子供さんたちの握るミラクルライトの輝きです。

満席に近い中で、子供さんたちの振るミラクルライトの光の美しいこと。

あれはたしかに、一度は体験するべき感動かもしれません。

未曾有の困難に直面している日本列島とプリキュアさんたちの姿が重なり、
子供たちの手による虹色の光が、被災された方々へと届いて、少しでも明るい希望の兆しとなることを願わずにはいられません。




映画の詳細は避けますが、
今回の映画は構成も見事で、まんまと感情移入させられてしまいます。

自分はプリキュア5 の途中から観始めたような半端者ですが、
それでも充分に楽しむことができました。

初代からご覧になっていて、敵さん一体一体まで覚えているような方なら、なおのこと、感慨もひとしおでしょう。

21人の変身シーンは、それだけでも圧巻です。

初代、MH、SSあたりは詳しくありませんが、5もフレッシュもハートキャッチも、それぞれに活躍しています。

えりかさんも健在で何よりです。

あと、詳細は伏せますが、赤チームのまっすぐさには胸を打たれます。

情熱の赤と、信頼の青と、なんでしょう……バラエティの黄?

このあたりは是非とも劇場でお楽しみいただきたく。




ぴあMOOKさんによる、「プリキュアぴあ」なんてのもあります。
定価1000円。

声優さんから制作スタッフまで、網羅されています。

決して安い買い物ではありませんが、映画館でも販売されているようですので、お気付きの際には、とかおすすめしてみたり。




上にも書きましたが、この映画、地面が著しく崩壊する場面があるなど、被災された方々にとっては正視し難い部分もあるかもしれません。

ただ、そんな困難に立ち向かうプリキュアさんたちの姿と、彼女たちを応援する子供さんたちの光が、
少しでも復興への希望とならんことを、重ねて願う次第です。