SPACE BIO CHARGE
YOKO KANNO SEATBELTS来地球記念コレクションアルバム「SPACE BIO CHARGE」を聴きました
菅野よう子さんが手掛けたアニメ音楽のベスト盤、になるのかしら?
いろいろとアレンジとか手を加えられているみたいですが、
天空のエスカフローネ、
COWBOY BEBOP、
マクロスF、
マクロスプラス、
ぼくの地球を守って、
∀ガンダム、
攻殻機動隊、
創聖のアクエリオン、
などなどなどなど、
錚々たる作品群を彩った名曲の数々が、3枚のCDに収録されています。
1枚目は、Tank!(COWBOY BEBOP)やライオン(マクロスF)など、とくに派手派手できらきらきらびやかな、アップテンポな曲が多い感じでしょうか。
2枚目は、
MOON(∀ガンダム月の繭の英語版?)から始まって、
約束はいらない・指輪(エスカフローネ)やら、
Voices(マクロスプラス、新居昭乃さん)やら、
時の記憶(ぼくの地球を守って)やら、
The Real Folk Blues・BLUE(COWBOY BEBOP)やら、
1枚目ほど激しくはないものの、各作品の代表曲が多くて、多彩で表情豊かな音色を楽しむことができます。
3枚目は、ある意味では、菅野よう子さんの真骨頂ではないでしょうか。
1曲目のさすらいのカウボーイ(Tank!の日本語歌詞バージョン。ゆけ!ゆけ!びばっぷ!とべ!とべ!びばっぷ!)や、4曲目の魅惑のホースライディング(みょんみょんみょんみょん)(ともにCOWBOY BEBOP)に代表されるような、前述の2枚とはちょっぴり異なった世界が展開されています。
にゃんこやわんこをはじめとした、動物さん関連の楽曲も多いです。
というわけで、時間も空間も飛び越えた、超時空アルバム、
3枚組の大質量で、一回り聴くだけでもけっこうな労力ですが、それだけの価値はある、納得の1枚、いや3枚でした。