「きみとぼくが壊した世界」&TAGROまんが
西尾維新「きみとぼくが壊した世界」(講談社ノベルス)を読みました♪
『黒猫×様刻×ロンドン!
謎が謎を呼ぶ、「世界シリーズ」第三弾!』
だそうです。
せんたくもんだい編
あなうめもんだい編
ちょうぶんもんだい編
ろんぶんもんだい編
まるばつもんだい編
の五つの問題からなる問題集です。
病院坂黒猫さんと櫃内様刻くんは、修学旅行兼卒業旅行として、ロンドンへ向かうことになりました。
くろね子さんの親戚で笛吹という男性が旅行代金を全額持ってくれるかわりに、とある条件が課せられたのでした…。
というわけで、人が死んだり死ななかったりして、ついでに謎解きもしてみました、みたいな感じの、五泊六日ロンドン旅行記、のようなものでしょうか。
上記のように五つの問題がありますが、それはそれとして、
生き生きとした、表情豊かな、落ち着きなく、取り乱しまくりのくろね子さんの挙動が楽しい一冊です。
そういえば、本書の中でも書かれていますけど、この手のメタメタなお話って、一時期そこら中で見掛けましたけど、近頃はあんまり見ませんね?