星の鳥/BUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENの「orbital period」を聴きました。

個人的には、the pillows の ハイブリッド レインボウ をカバーした人たち、という認識でしたけど…

『星の鳥』の物語が、秀逸です。
読書家で夢見がちな、孤独な王様が「星の鳥」を追いかけるお話で…

空間的な縦方向の軸と、平面的な広がり、時間的な継続を感じます。
(少し大袈裟ですが)
王様が意外に頑張り屋さんなのが、いいですね♪


以下、歌詞を中心に感想。

1.voyager
今、どこら辺を飛んでるのかしら?

関係ないですが、THE JETZEJOHNSON を少し想起しました。

3.メーデー
他人を助けるには覚悟が必要ですよね。

4.才悩人応援歌
挫折して屈折した感じ?
悩むことができるってのも才能ですよね…

5.プラネタリウム
心の中のプラネタリウムの、一番眩しい僕だけの星、ってイメージ大好きです♪
届かない、触れないうちがいいんですよね。

手作りプラネタリウムといえば、「宙のまにまに」ってマンガでの製作場面が楽しそうです。

6.supernova
人間は、充足は認識できないけど、欠如は認識できますね、って感じ?

7.ハンマーソングと痛みの塔
痛みの箱を積み上げた、雲にも届く塔のてっぺんで、あぐらをかく王様…
孤独な上に自由もない

ダルマ落としのハンマーが救いです。

8.時空かくれんぼ
心の中のかくれんぼ、閉じた世界が徐々に開かれていく感じ。

9.かさぶたぶたぶ
『かさぶた』の優しさが、切なくて、いとおしいです。

10.花の名
『ひとつを 選んだ』ことの、強さとか重さとか?

11.ひとりごと
『優しさって』『誰かとの間』の『心の外の中だけに 在る』、なるほど納得。

12.飴玉の唄
『だけどそんなの君じゃないよ
僕は嫌だよ 君がいいよ』
の、胸が詰まるような迫力。

14.カルマ
椅子取りゲームをイメージしました。
存在すること自体の罪悪感と、…希望?

15.arrows
大長編の物語ですね…
同じところをぐるぐるしているような?

16.涙のふるさと
涙のふるさとを辿る、悲哀の仕事は大切ですね。

17.flyby
たとえ人間が滅びても、人間の生きた証は永遠に遺る…って、某エヴァの旧劇場版ですね

ボーナストラック.
ミーミングに聞こえて仕方ないのですが…