読書

シンデレラガールズ劇場 1 感想

原作:バンダイナムコゲームス「アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場」1巻、電撃コミックスEXテレビアニメも絶賛放送中の「シンデレラガールズ」の、ゲーム内で不定期掲載されている5コマまんが。「歴史の教科書」みたいに喩えられ…

私立ブルジョワ学院女子高等部外部生物語 感想

三島衛里子「私立ブルジョワ学院女子高等部外部生物語」1巻、秋田書店「高校球児ザワさん」の作者さんの新作。ですが、ザワさん的なのを期待すると少し肩すかしをくうかもしれません。中高一貫どころか幼〜大一貫っぽいブルジョワ校へ、外部生として高校から…

ダ・ヴィンチ 2015年 01月号 感想

「ダ・ヴィンチ」 2015年 01月号、KADOKAWA年も明けたのに。ランキング特集「BOOK OF THE YEAR 2014」たしかに書店ではよく見かけるけど大して興味を引かれないような、あまり面白みを感じないランキングとでも言いましょうか。「興味を引かれない=ぼくが知…

2014読書まとめ(読書メーター)

2014年の読書メーター 読んだ本の数:101冊 読んだページ数:21294ページ ナイス:3472ナイス 感想・レビュー:101件 月間平均冊数:8.4冊 月間平均ページ:1775ページ▼本一覧 http://bookmeter.com/u/44432/matome_y

理想のヒモ生活 6 感想

渡辺恒彦「理想のヒモ生活」6巻、ヒーロー文庫web版未読。魔法が支配する異世界で王配となった、元・現代日本の社畜さんのお話。徹底して側室を拒んできたゼンジロウさんでしたが、雲行きが怪しくなってきました。政治的な駆け引きというのは、時に大胆な一…

エンタミクス新春特大号 感想

インドアエンタメ総合誌「エンタミクス」新春特大号、エンターブレイン「全国3000店の書店員と選んだコレ読んで漫画RANKING BEST50」WJ関係は置いておくと、目新しいのは「コウノドリ」でしょうか。 他のランキング的なアレではあまり見かけてない気がします…

画楽.mag VOL.5 感想

「画楽.mag」、VOL.5、ホーム社内田美奈子さんの新連載「サーキットワンダラーズ」、 あの「BOOM TOWN」の続編のようです。また読むことのできる幸せをかみしめます。コンピュータネットワークの仮想空間「BOOM TOWN」のその後のお話のようで、 「楽園追放」…

2015本格ミステリベスト10 感想

探偵小説研究会編著「2015本格ミステリベスト10」、原書房勢いで2つ目のランキングもの。入選作の評がけっこう量多くて読み応えばっちし。自分の好きなものが誉められているだけで嬉しくなるような、ぼくみたいな単純な人間にとっては、読んでるだけで幸せな…

○○○○○○○○殺人事件 感想

早坂吝「○○○○○○○○殺人事件」、講談社ノベルス表題の○に入る言葉を当てる挑戦状付きですので、巻末に書いてある答えが目に入らないように注意してください。事件としてはいたって素朴な、絶海の孤島に立つ館もの、の体。ただ、中盤のとある一言で、世界ががら…

このミステリーがすごい! 2015年版 感想

「このミステリーがすごい! 2015年版」、宝島社未読の新作を発掘するためというよりも、既読の作品や作家さんの位置づけを確認するための作業のような感覚。主に、米澤穂信さんと麻耶雄嵩さんのことなわけですが。とくに麻耶雄嵩さんは「すごい」のは確かで…

このマンガがすごい!2015 感想

「このマンガがすごい!2015」、宝島社トップ10どころかトップ20、トップ50まで見ても、既読が数えるほどしかなく、ややもするとタイトルすら存じ上げない作品もある始末で、 わずかばかりの自尊心のようなものも崩れていきそうです。というか、振り返ると、…

ドラえもん+6 感想

藤子・F・不二雄「ドラえもん+」6巻、小学館てんとう虫コミックス1〜45巻に未収録の作品集。全集を未読の半端ものですので、こうして読んだことのなかったお話を手軽に読むことができるのはとてもありがたいです。単行本未収録とはいえ、既収録作品と比べて…

Fライフ03 感想

「Fライフ」03号、小学館藤子・F・不二雄ミュージアムガイドも読み応えありますし、いつかは行きたいと頭の片隅では思っているのですけれども、 (そういえば金魚屋古書店のFミュージアム巻の感想をまだ書いてなかった)、 なんといっても、主眼は「藤子・F…

このライトノベルがすごい! 2015 感想

「このライトノベルがすごい! 2015」、宝島社1位の作者さんですら、この作品が1位で大丈夫なのかと危惧する勢い。 (ぼくも没頭している読者の一人ではありますが。)おもしろいのは間違いないにしても、決して万人受けするような作風でもないわけで、他にい…

からかい上手の高木さん 2

山本崇一朗「からかい上手の高木さん」 2巻、小学館 となりの高木さんのお話。これを読みながらニヨニヨと身もだえてしまうのがくやしくて、この自分の内面をどうにか分析できないかと思うのですが、西片くんは自分を仮託するにはあまりに純朴すぎるし、高木…

ユリ熊嵐 1

原作:イクニゴマキナコ、作画:森島明子「ユリ熊嵐」1巻、幻冬舎先入観のおかげで「ウテナ」の焼き直しかな〜くらいの印象から読み始めたものの、(温室とか)、あれよあれよという間に不思議な空間に没入していきました。楽しい。自分以外の他人はみんな別…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 感想

渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」10巻、小学館進路選択とマラソン大会のお話。このお話は、奉仕部という謎部活が毎回舞い込んでくる依頼をはたそうとするような、あるいは難題を解き明かそうとするような、ある種の探偵もののような構造と…

テヅカ・イズ・デッド 感想

伊藤剛「テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ」、星海社新書個人的にこういった研究書は、学術的興味というよりも、マンガを読んだ感想を表記するための言葉を身につけたくて、読んでいる気持ちが強いです。本書巻末の参考文献一覧を見ても、その…

新世紀エヴァンゲリオン14巻

漫画:貞本義行、原作:カラー、「新世紀エヴァンゲリオン」14巻(完)、角川書店完結しました。途中までは、あー「まごころを、君に」だな〜、あ、この辺ちょっと違う〜とか、フンフンフフーンな感じで読んでいましたが、 最後の最後で、わー、まじか〜、う…

俺スペース☆ダンディ

原作:BONES、漫画:活又ひろき「俺スペース☆ダンディ」、講談社テレビアニメ「スペース☆ダンディ」のコミカライズ。毎度おなじみの、ばか、ぼんくら、ぽんこつの3人が繰り広げる、壮大なお話です。BBPの3人とハニーさんスカーレットさんあたりまでは共通で…

運命の女の子

ヤマシタトモコ「運命の女の子」、講談社長編3編と表記されていますが、このページ数でも「長編」なのかしら。不思議。 個人的な印象としては中編くらいの感覚でした。 ・「無敵」各部品の集合体としては正統派な黒長髪の美人さんな要素のはずなのに、何故か…

花宵道中6【大門切手編】

斉木久美子(原作:宮木あや子)「花宵道中」6巻【大門切手編】、小学館原作(文庫版)既読。たしか、5巻の時には、この大門切手編が描かれないまま完結と謳われていた気がして、マンガ化されないのかと嘆いた記憶がありますが、 満を持しての、まさしく完結…

ラーメン大好き小泉さん 1巻 感想

鳴見なる「ラーメン大好き小泉さん」1巻、竹書房 流行りものに乗ってみました。表題通り、ラーメンが大好きな女子高校生、小泉さんのお話。ウルトラスーパーデラックスなあの方ではない模様。ぼくはラーメンが食べたくなった際になかなか冒険できず、ついつ…

咲-Saki- 13巻 感想

小林立「咲-Saki-」13巻、SE 永水さんと宮守さんの水着回。大会は中堅戦、の中で有珠山さんの回想成分多め。有珠山さんはなんかヤバいみたいな前評判だった気がしますが、思いの外に経験値浅めっぽい感じでした。意外に、選手層が厚い常連校よりも、ぽっと出…

子供はわかってあげない 上下巻 感想

田島列島「子供はわかってあげない」(上、下)、講談社 水泳女子のサクタさんと書道男子のもじくんのお話。 ですが、彼ら彼女らのキラキラした眩しさよりも、少し上のお兄さん(お姉さん)の目線で眺めていた感じです。いや、もじくん、かっこよすぎるでしょ…

それ町13巻 感想

石黒正数「それでも町は廻っている」13巻、少年画報社 謎解きもの縛りっぽい感じでしたかしら。歩鳥さんの推理が冴え渡っていた印象。改めて、歩鳥さんは「それ町」の中心なのだなあ、みたいに感慨深くなったりしました。それはともかく、第2のエビさんが。 …

世界堂書店

米澤穂信編「世界堂書店」、文春文庫世界のいろんな短編寄せ集め。 「源氏の君の最後の恋」源氏物語をほとんど未読なのでわからない部分も多いですが、 無理やり自分の守備範囲に近づけるなら、えろげやらのべ的なはーれむ空間の、その後、的な。主人公さん…

源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか

中川右介「源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか『ドラえもん』の現実(リアル)」、PHP新書「ドラえもん」のお話。「ドラえもん」に対して持っているイメージは、(1)アニメだけしか知らない人と、(2)原作まんがも読んでいる人と、(3)異色短編…

シャーリー 2

森薫「シャーリー」2巻、KADOKAWA若いメイドさんのシャーリーさんと、女性のご主人様のお話。シャーリーさんももちろんかわいらしくてたいへんけっこうなのですが、ご主人様のベネットさんも素敵なのですよね。お店でのてきぱき感もちょっぴり意外ではありま…

シンデレラガールズ shine jewelry

アンソロジー「アイドルマスターシンデレラガールズコミックアンソロジーshine jewelry」、一迅社全属性混合戦。以下、メモ。 少し前にアイドル全員いえるかな、みたいなのがありましたが、ほんとアイドルさんの名前がわからなくなりつつあるので備忘録も兼…