2008-11-02から1日間の記事一覧

浅野いにお「世界の終わりと夜明け前」、小学館

10編+αが収録された、短篇集です。 なんでしょう、この気持ち悪さ。マンガとして上手いと思いますし、共感する部分もあります。が、心に残るのは、なんだかざわざわするような、やるせないような気持ち悪さ、のように感じます。おそらく、「東京」で主人公…

石田敦子「新逆八犬伝アウトカラーズ」1巻、少年画報社

実は、八犬伝って、よく知らないのです。ガンガンでやってた里見☆八犬伝をちょっぴり読んだことがある程度でして。 で、こちらは、現代の中学〜高校が舞台、ということになるのでしょうか?伏彦くんの歌声に反応して、「犬」たちが活躍することになるっぽい…

大石まさる「みずいろ パーフェクト」、少年画報社

東京から転校して来た川上清美さんは、大きな麦わら帽子ひとつで登校して、教室ではいつもつまらなそうにしていました。が、陽光の下の川上さんは、生き生きと、キラキラと輝いていました。 うーん、なんとも言葉にしようのない、山と空と川の、「みずいろ」…

水上悟志「惑星のさみだれ」6巻、少年画報社

1〜5巻の感想を書かなくちゃ〜っと思っていたら、6巻が出てしまいました。えーと、魔法使いさんが空に浮かぶ「ビスケットハンマー」で地球を砕こうしていて、 それを止めようとする、救世主にしてお姫様のさみだれさんと、彼女に従う騎士さんたちの、戦いの…

いけ「ねこむすめ道草日記」1巻、徳間書店

猫娘の黒菜さんが、いろいろ道草なお話です。黒菜さんは黒ネコさんですが、ネコ耳娘さんになったり、人間がいるところでは耳としっぽを隠したりします。他にも、垢なめさんとか、女郎蜘蛛さんとか、狛犬の独楽お姉さんと弟の獅子丸くんとか、 いや、女の子さ…